タンザニアばたばた奮闘記

ケニアに5年住んでいた私が、今度は隣のタンザニアへ。しかも、子連れで、地方の田舎暮らし。仕事から離れて見える、アフリカ、そこでの生活や子育てなどを綴ります。

公園

旦那が業務出張でナイロビへ。家族3人、10日ぶりに一緒になりました。

昼時、友人や同僚とピクニックランチ。大統領府に隣接した森林公園へ足を運びました。ここは、危険なナイロビで、安心してお散歩できる貴重な空間です(といっても、昼間だけですが)。しかも、散策路やベンチ、ボットンですがトイレも整備されています。

入場料不要のこの場所はケニア人にも人気です(ただし、駐車場料金は70円ほど)。彼らの多種多様ぶりは興味深い。何かのイベントなのか、輪になって話したり、一緒に競争したりしている20〜30名ほどの集団が複数。瞑想や祈りに興じる、6〜10人ほどの宗教・思想団体がいれば、10名以上の大家族でトランプに耽るインド人たちが。木陰でいちゃいちゃする若いカップルに、一人で突っ伏して昼寝している男性も何人かいます。子連れもちらほら目に入ります。

ふと思い返すと、モロゴロで「公園」にいったことがない。広場は何ヶ所かありますが、遊具と贅沢は言わなくても、ベンチが整備されている場所が思い当たりません。それでもあまり窮屈な感じはしない。恐らく、広場やたくさんある空き地、それこそ道端で十分くつろげる比較的安全な環境のおかげでしょうか。わずかな主要道路を除けば、車もあまり通りません。モロゴロの町自体が山に囲まれ、緑豊かなことも、何か気持ちが落ち着きます。布やビニール袋を丸めてボールを作り、バナナの葉が剣の代わり。遊び道具はあちこちに転がっています。

他方、ムズング(白人の総称)の裕福層は広い敷地の庭に、公園の機能を凝縮させています。ブランコあり、すぺり台あり、ベンチにテーブルあり。プール付きの家が何軒もあります。子どもは安心して遊べますが、遊ぶ相手はとても限られます。ムズング層の子どもが、現地の子どもと混ざり合って遊ぶ姿はまず見ません。

わたしたちの住まいは、周囲400m近い広さの庭で、走り回ることはできますが、悠生の遊び相手はいません(ヤギ、いぬ、鶏はいるけど・)一人っ子の悠生にとっては、他の子どもが遊ぶ姿を見ることが刺激になります。


モロゴロの広場や空き地でゆっくり時間を過ごしてみようか?100%の安全はないし、好奇心の目が集中すること間違いなし。それでも、せっかくのアフリカ田舎暮らし。まずは慎重で少々出不精なだんなに相談です。
  1. 2006/09/25(月) 13:29:54|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

按摩の出会い

今回のナイロビ滞在の楽しみのひとつ、按摩。

2004年、ケニア在住時に、視覚障害を持つ若者10名に按摩研修をする支援に関与しました。資金援助が終わっても、研修者や関係者に惹きつけられ、個人的に支援していました。実は、私が逆に励まされ、勉強させてもらい、しかも按摩で気持ちいい思いをさせてもらったというのが本当のところですが。

それから2年。少なくともナイロビにいる人のほとんどは、お金を稼げるようになっています。私の上司にお願いして始めた、週2回の職場昼休み按摩出張サービスも、しっかり根付いていました。

ただでさえ失業率がとても高いケニア。
今回再会した1人は、田舎の祖母に預けていた子どもを引き取り、一緒に暮していました。別の女性は、初めて銀行口座を開いたと嬉しそうに報告してくれました。現地の支援団体のダイレクターは、スタッフ一同集めて、お茶を用意して待っていてくれました。本当の友人と呼べる貴重なケニア人で、日本で按摩資格をとった女性も待っていてくれました。

今回のナイロビ、多くの日本人に会えました。でも、心から再会を喜べるケニア人の存在、これからも大切にしたいと思います。

ちなみに、按摩を満喫できたかというとーーー、悠生がいては難しい。目の前や横に転がしてあやしながらの按摩はリラックスできません。そのうち飽きて泣き出すし・・・苦肉の策は、添寝で授乳しながらの横向きで按摩。妊娠中、大きなお腹をかばって横向き寝で按摩してもらったのを思い出したのです。これぞ、按摩ばか?!

  1. 2006/09/21(木) 04:31:14|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

人の目と気持ち

昔からの親友3人と郊外のレストランでランチ。

気心知れた同世代の友人たち。今まで会ったどの赤ん坊より悠生がかわいいと言ってくれます。お世辞があるにせよ(!?)、とても悠生をかわいがってくれ、悠生もすっかりなついています。

ふと、自分のことを思い出しました。悠生を授かるまでは、子どもはむしろ苦手。ただ、ナイロビで大親友だった夫婦の子どもはかわいいと思いました。そして、もちろん我が子はとてもとても可愛く、自然に他の子どもも可愛いと思えるようになりました。

友人の一人が、両親(私たち夫婦)をよく知っているからこそ悠生がかわいいと言っていました。一理あります。そして、友人たちが子どもを持ちたいと思う年齢になっていることも、理由のひとつでしょう。

ナイロビでは、私の親と同世代の日本人の方々も優しく悠生の相手をしてくれました。子育ての経験豊富で、ゆっくり穏やかに悠生に接してくれます。見ている私が肩の力が抜けるような、愛情のある接し方です。

他の人の接し方は、私の育児勉強になります。

タンザニアで、ムズング(白人)の赤ちゃんとして人気がある悠生。好奇心の目はたくさんありますが、果たして、何人の人が心底可愛がってくれるのか。祖父母や親戚のいない、友人も限られる場所での子育て。
せめて私たち両親が愛情一杯に。庭師やメイドが愛情もって悠生に接してくれるような家庭環境(彼らにとっては職場環境?!)を作って。そして、他の人にも可愛がられるように、悠生と一緒に人に会い、外に出ようと改めて思いました。
20061005153903.jpg

  1. 2006/09/17(日) 17:36:04|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

ナイロビのよさ

元職場が企画したティーファームツアーに飛び入り参加。

ごちゃごちゃした都会ナイロビを抜けて車で40分ほど。郊外にある紅茶畑に囲まれた古い豪邸がレストラン兼ホテルになっています。思えば悠生とリラックス目的の遠出は、モシに続いて2度目。なぜかいつも旦那がいない?!

緑が眩しい昼下がり。赤道に近い強い日差しの中、日陰はとても涼しい最高の気候。参加者20名近い中、代わる代わる誰かが悠生を見てくれます。しかもお洒落な食事・・・・毎日三食、ある程度限られた食材で料理する私にとっては、最高のご褒美です。

外国人(要は裕福層)が多いケニアでは、ここに限らず、ナイロビ近郊には何箇所ものお洒落でリラックスできる場所があります。その幅と深さは、タンザニアとは別格です。むしろ、ナイロビがアフリカの都市の中でも異端児といえます。お金さえあれば、贅沢を買える。タンザニアではお金があっても贅沢には限界があります。

でも、お金があっても安全は買えない。
相変わらず治安は悪いらしいナイロビでは、一般道路のお散歩は厳禁(そもそも車が多く、排気ガスがひどくてお散歩に適さないのですが)。お財布を出したり、お金を下ろすときは、周りに気を配りまくりです。この日、ティーファーム内の森林を散歩しながら、ナイロビの長短所を考えました。

20061005154120.jpg

  1. 2006/09/16(土) 15:57:30|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

ベビー会

ナイロビの邦人ベビー会にデビュー!

独身で仕事バリバリだった以前は、入ってはいけない(そもそも入れない)境界線みたいなものを感じていた奥様コミュニティー。

飛び込み参加してみると、これが案外楽しいし、有用。お母さんたち6人に子どもも6人(メンバーはもう少しいます)。モロゴロと違って、1歳以下の赤ちゃんが4人もいるのが嬉しい。初対面でも、在外での子育てという共通点、楽しさや苦労がわかりあえるつながりは強いです。そして何より、お茶菓子がすごい。手作りのイチゴゼリーに、みたらし団子にお饅頭。涙涙です。

寒いナイロビで、タンザニアの半そで半ズボンだった悠生(長袖も持参しましたが、洗濯物が乾かず、、、)。冬服を借りたいというと、その日のうちに早速2人から連絡があり、お借りできました。う〜〜ん、有難いお母さんネットワーク。

ベビー会の名簿に、特別会員として?!登録させてもらいました。2度と来れないかもしれないけれど、知り合えた方々のうち数人はこれからもお付き合いがありそうです。以前とは立場も視点も違った私になってこそ、知り合え、触れ合えた人たちに感謝です。lillie.jpg

  1. 2006/09/15(金) 15:51:50|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

子連れ歯科挑戦

今回のナイロビ訪問の最大目的は私の歯科治療。

問題は我が息子。治療中、どうするか。歯科医に相談したら、受付に
いる女性陣(いつも3〜4人暇そうなのは人件費が安いアフリカらしい?)が見てくれるといいますが、悠生はまずアフリカの人たちには人見知りするのが常。友人に頼むのも気がひける。駄目もとで、友人宅のメイドを連れて行くことに。

さてさて、お乳もあげて、睡眠も十分。機嫌のいい我が息子を待合室でメイドに預けて、治療に。15分もしないうちに、泣き声がーーー。途中から怒りの泣き声に替わり、歯科医も困った顔。メイドを始め、受付の人たちや歯科補助員たち総出であやすも、一度ついた火は消せない。仕方なく治療中断で抱っこをすると、泣きじゃくりながら泣き止む悠生。う〜〜ん、ごめんね。でも、治療しないわけにはいかない。あやしてメイドに渡してもすぐに泣き出し、歯科医がお腹に抱っこしてはと提案。でも、母親の私は口をあけて声はかけられず、しかも、「ウィ〜〜ン」という大人が聞いても嫌な音がした折には、さらに大泣き。にっちもさっちもいかず、メイドに連れ出してもらいました。

そしてーーー1時間ほどして泣き疲れた悠生は、ぐっすり眠りに入りました。ごめんね、、、、。そして、歯科のみなさん、ご迷惑おかけしました。他の患者はおらず、アフリカならではの大らかさに救われたナイロビ歯科第一日目でした。
  1. 2006/09/14(木) 15:32:07|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ケニアへ!

9ヶ月ぶりのケニア。

マラリアあけの母子2人、治安が悪く、標高の高いナイロビ(1800m近い)への国外旅行は無謀に映るかもしれません。でも、私にとっては今年の1月まで5年近く住んだ場所。友人・知人が多く、土地勘もばっちり。モノも豊かで、何より医療事情が格段にいいので、むしろ安心の里帰りです。

でも、やはり2人の移動はきつかった(要は無謀だった?!)。
ネックは出発地点が田舎なこと。朝8時出発で、陸路を3時間半。暑いダルエスについてから旦那と別れ、チケットを購入するなど所用をこなして空港へ。この時点でかなり体力消耗です。空港ではオムツ換えの場所などなく、硬いイスにおくるみをひいてのオムツ換え。授乳室も当然なく、エアコンの効かない空港の隅っこで授乳をしつつ、3時すぎの飛行機を待つ時にはすでにグッタリ。

同じくグッタリ(多分・・)の悠生は、飛行機の中1時間15分は私の腕の中で熟睡。これには救われました。

以前のナイロビ滞在中は公私ともども飛び回った私。70回以上は使ったナイロビの空港ですが、改築が進んだためか、私の感覚がタンザニア&田舎仕様になったのか、眩しく綺麗に映りました。

今回はナイロビ在住者ではないので、空港で初のビザ所得手続き。素早い手続きに感心していると、「はい、1人50ドル、2人で百ドル」。公用旅券なので、ビザ代は必要ないはず。「2人とも公用旅券よ!」と一言返すと、「よく見りゃ、そうだ」と言わんばかりの顔で判子をポン。
知ってか知らずか怪しいところ。どちらにせよ、空港は綺麗になっても、相変わらずのケニア人?!

ロビーでは友人2人がお迎え。疲れた体が嬉しい悲鳴で、何より、わざわざ空港まで来てくれる気持ちが有難い。空港を出て車で走ること1時間近く。渋滞の中、友人宅に到着したのは6時過ぎ。半日がかりの大移動と
なりました。それでも、まるで一時帰国か休暇からナイロビに戻った気分なほど、友人も環境も匂いも何もかもが自然に感じます。それは友人たちにとっても同じらしい。ただ、今回は悠生と言う息子連れ。とてつもなく大きな違い。さてさて、ナイロビ滞在、楽しみです。
  1. 2006/09/13(水) 05:06:17|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

改めてマラリアとは

その後、母子ともに元気になりました。

ではでは、改めてマラリアとは??
「ハマダラ蚊に刺されると、蚊の唾液に含まれているマラリア原虫が人の血液に侵入し、血液の流れにのって肝臓に運ばれて成長します。血液中に戻り、赤血球中で分裂、赤血球を破壊しながら増殖します。その過程で高熱をもたらし、臓器の血管を詰まらせ出血傾向をきたし、重症な合併症を引き起こす病気です。」

マラリアになるまで、何か意味不明の恐ろしい病気という印象があり、たくさん不安がありました。今回、罹ってみると案外こんなものかと。私の場合は、高熱の割には意識がはっきりし、関節痛や悪寒は短時間
だったし、下痢も咳もなかったから、軽度のマラリアだったのでしょう。マラリアとわかれば処方箋が明確なのでわかりやすい。

私たちの発症と前後して、うちの庭師、メイドの子ども、テニスコーチとマラリア患者が続出しました。マラリアで悪名高いモロゴロ。日本でいう風邪くらい普通の病気のようです。私の周りの人たちはマラリアの薬を買う経済力があることも救いです。これがさらに僻地、貧困層の人々、栄養状態がよくない人たちになると、マラリアは致命傷になります。

私たちも、油断は禁物です。特に、まだ小さな悠生には厳しい。小児用薬の説明を見ると、体重7kgからの適量が記載されています。悠生はやっと7kg。ぎりぎりでした。予防に徹することはありません。昨晩も、蚊帳の中に蚊が1匹。夜中、電気をつけて、旦那と共に目を見開いて蚊探しでした。

最後に。
マラリアに罹ったらその後1ヶ月はお酒はやめたほうがいいそうです。涙。IMG_1641.jpg

  1. 2006/09/10(日) 17:55:03|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7

また発熱

一晩元気に過ごした悠生が、また夜発熱。今度は一時40度を越えました。

マラリアの薬が効かないのか、別の病気を併発しているのか。呼吸が速い悠生を前に、とりあえず冷やします。頻繁にお乳をあげますが、悠生の体温の高さを、悠生の口を通じて私の体が感じとります。座薬は下痢便とともに出てきたり、何度も小さな体一杯で押し返します。

ほぼ徹夜の明け方、2度目の座薬が効いてきました。ほっと一眠り。
翌朝、早速旦那の所属先に連絡をすると、ダルエスに上がった方がいいのではと。在タンザニア日本大使館の医務官とも連絡がとれ、その医師も上京を勧めます。

でも、陸路3時間の移動の負担が心配です。まだマラリアの薬を飲んでいる私も、体力消耗するでしょう。ダルエスにあがったところで、ナイロビほど信頼できる病院はなく、マラリアであれば今以上にできることは知れています。熱はあっても、ぐたっとしておらず、お乳ものめる。とりあえず、タバコ工場の医師に電話をし、すぐにクリニックを再訪することに。

悠生をちょっと診て、医師が安心顔。とりあえず元気(alert)だと。再度マラリアと感染症をチェック。マラリアはすでに確認されず、感染もなし。この月齢であり得る中耳炎もなし。熱は体が何かに反応している証拠で、悪いこととは限らない。もう1日、ここで様子を見ることを
勧められました。

結局、その日、座薬を入れて小康状態のまま眠りにつきました。
翌朝は平熱!この日で晴れて5ヶ月に突入した悠生が、しっかり闘い抜いたようです。でかした、我が息子!!

ちなみに、このとき私はすでに全快の模様。自分のマラリアに加えた看病疲れでダウンするかと思いきや、丈夫な体に感謝です。
  1. 2006/09/07(木) 18:19:38|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

今度は悠生が!

私のマラリアが発覚したその夜。
10時ごろ、悠生が突然発熱。小さな体がとても熱い。体温計を当てると見る見る数字があがり、39度。思わず、別の部屋に居た旦那を大声で呼びました。子どもとなると、とたんにオロオロ気味の私。その横で、旦那はもくもくと悠生の体をチェックし、冷やし始めました。マラリアか、私から何かの感染が移ったのか、突発性湿疹か?

泣き声は元気だし、意識もはっきりしています。お乳も飲む。解熱剤をお尻から入れ、添寝。夜中何度も起きますが、薬が効いて小康状態に。

翌朝、タバコ工場に。
とても綺麗なクリニック。冷房が効いた医師の部屋は日本並。タンザニアとは別世界の安心感。知り合いの医師の顔にもほっとします。結果は、2人ともマラリア陽性。その他の感染はなし。薬の説明も丁寧で、安心。何より、原因がわかって一息です。2人でマラリアの薬を飲んで、体を休めました。

患者は立場的に弱く、そもそも体が弱っているだけに、安心して信頼できる医師と清潔な病院がとても有難い。他方、このクリニックの料金は破格。部外者料金で、診察料1回5000円ほど。私立アガカン病院が100円、州立病院はそれ以下です。格差は何倍、ではなく、何十倍も。検査費も何倍も違います。お金と情報がある人だけが受けられる、別格の医療サービス。ここまでの贅沢は言いませんが、正確な検査結果が、適切な対処方法の説明をもって提供される医療施設の重要さを痛感しました。
  1. 2006/09/06(水) 18:17:29|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

別の検査へ

熱の原因がわからないのは嫌なものです。

アガカン病院、実はよくマラリアを検出できないと悪名高い。他の感染の可能性も消えていない。喉がヒリヒリ痛み出し、歯茎が腫れ始め。過去のバクテリア感染に似た症状でもある。

翌日、早朝から39度近いので、検査専門の場所へ行くことに。辿り着いた先はちょっと不安になるような家屋。私を物珍しげに見る人々を差し置いて、とりあえず中へ。

4畳半もない部屋には、白衣を着た人と会計のおばさん。その横に3m四方ほどの検査部屋がある。血液と尿の検査を依頼すると、慣れた手つきで採血に。血が出やすいように私の腕を片手でぎゅっと掴む。日本では専用のゴムバンドを使うでしょう。昨日のアガカンでは布だったのが、ついに素手!?もう片方の手で、細めの血管にズボリと針を刺し、ぐいぐい中にいれる(普通はその横の太い血管でしょ?!)。
尿検査では小さな薬ビンを渡される。小さい、、、どうやって入れるの??ナイロビでもこの手の小瓶でしたが、今回はさらに小さい。紙コップの日本が懐かしい。そして、トイレ。入るのが躊躇われる戸外の小さな空間。えいやっで、やりこなしました。

しめて350円で、結果が出るまで待つこと1時間。

だいたい15分ごとに7人ほどの結果が一気に渡されます。半分くらいは、
「はい、あんたマラリア」っと言われています。一人は小声で結果を言われており、人には言えない感染なのか、勘ぐってしまいます。そして、みんな大人しくそのまま紙を握って帰っていきます。ここはあくまで検査専門。医者はいないので、この後薬局に行ったり、病院へ行ったりするようです。

ついに私の名前が。
「マラリア、キドゴ(少し)、感染、キドゴ(少し)」
お、、、マラリアなの?!それにしても、キドゴとは???
殴り書きの英語はとても読みにくく、そもそも専門用語は知らない。マラリアの欄には数字の2。これが何を意味するのかわからない。感染は尿から確認されたのですが、だから何なのかこれまたわからない。英語がいまいち通じないので、とりあえず検査所を後にしました。

帰宅して、旦那のテニス仲間で、タバコ工場の顧問医である白人に電話を。検査はミスが多いから、心配なら明日、タバコ工場内のクリニックに来てもいいという。夕方9度5分まで上がった熱の中、最初から彼に頼めばよかったと思う反面、貴重な現地医療事情を身をもって経験できた満足感!?が混在していました。
  1. 2006/09/05(火) 18:14:50|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

地元病院突撃

前夜からお腹と下半身がだるく、明け方の微熱が、朝9時前に38度を超えました。念のため、簡易マラリア検査をしましたが、陰性。元来痛みや熱には強く、授乳中なので、薬は飲まずにベッドに転がりながら悠生をあやしていました。しかし、昼過ぎに39度を超えて、これはまずいー。
感染症の疑いもあるし、しっかり検査をすることに。

悠生をメイドと庭師に任せて、一人で行った先は町中の私立アガカン病院。アジアやアフリカで医療や教育など幅広い分野で援助を行う、アガカン開発ネットワークによる病院です。ナイロビのアガカン病院は日本並みに立派。でも、モロゴロの病院は、どう見ても診療所。それでも、州立病院に比べれば綺麗だし、待ち時間が少ないのが魅力です。

まず小さな受付へ。検査前に、医師の診察が必要だといわれます。事前に診察料を払うこと100円!安い。。。アガカンは高いと言う地元の人たち。州立病院はどんなに安いのでしょう?

今日は混んでいて列ができているという。こちらは乳飲み子を家に
残している。受付に説明するも、英語がいまいち通じず、医者に直接言えという。ごめんなさいっ!ここはムズング(白人)の特権、列をすっ飛ばしてドアを開ける。顔見知りの医師だったので、診断なしで検査の指示書をもらう。また受付に戻って250円の検査料を払い、領収書を持って、洗面所並みの空間の検査室で血液採取。注射針が新しいか、しっかり番号を記載しているか、思わずチェックしてしまう。

廊下で待つことしばし。結果はマラリアも腸チフスも陰性。では、この熱は?だんだんだるくなる。また待つことしばし、医師に再度会う。喉だけ見て、とりあえず解熱剤と抗生物質を出すというが、授乳中なのでできるだけ飲みたくないと訴える。少なくとも、バクテリア感染の血液検査をしてほしいと言うが、どうやらここの病院ではできないらしい(技術的か施設面からか、はたまた両者?)。

ふらふらしながら院内の薬売り場へ。しめて320円。払おうとすると受付へ行けという、、、、お金ならいくらでもデポジットするから、まとめて払わせて!!っと叫びたい気持ちを抑えて、また込み合う受付へ。

なんとかすべてを終え、手元に残ったのは3枚の小額の領収書と薬と、疲労感一杯の9度4分の体。これで治るのでしょうか???
  1. 2006/09/04(月) 16:36:07|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ウサギ丸ごと

昨日の大学内のお店で、ウサギを1匹丸ごと入手しました。豚や牛がキロ300円くらいのところ、ウサギはキロ500円の高級品。料理経験もありませんが、好奇心で(食い意地で?!)購入。頼んだものの、頭付きで両手両足開いたウサギの肉を見ると、思わず悲鳴。でもここでひるんではいけない!

自宅に帰ると、それを立たせて、「エイリアンだ〜〜!!」っと遊ぶ旦那。そして悠生と並んで記念撮影。こちらに来て、豚の
頭に、魚の頭、そして今度はウサギ肉と、悠生にとってはいい迷惑?!

週末の昼下がり、丸ごとオーブンで焼こうとする私を尻目に、旦那が腕を振るいました。ハーブやトマトをお腹に詰める料理を選択。もともと開いていたので、詰め物をしてからお腹を縫い合わせる面倒なことをやってのけました。鉄板にジャガイモやリークも散らして、オーブンで丸焼き。焼くとお肉が縮みます。顔から歯がぐっと突き出て、さすがに食欲を減退させるので、テーブルに出す前に頭は切り落としました(犬のご馳走に)。もったいないので、内臓はしぐれ煮に。

女性のお客様を迎えてのその日のディナー。見た目は豪華(というか、迫力満点)。思ったほど淡白な味ではなく、食べ応え+噛み応えがありました。内臓はむしろ淡白すぎて、「ウサギの内臓、食べていいの?」と疑問も頭を渦巻き、箸がとまってしまいました。

さてさて。充実感一杯になりましたが、再挑戦はもうしないかな、、、、20060904142149.jpg

  1. 2006/09/04(月) 04:20:17|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7

モッツレラチーズ

土曜日昼近く。以前紹介した、宣教師育成大学内にあるチーズ製造・販売部屋を訪ねました。

稀な赤ん坊連れの日本人、向こうも覚えてくれています。普段は普通のチーズしかないのですが、これからモッツアアチーズを作るといいます。これはおもしろそう!家族三人、いきなり社会科見学に。

まず、牛乳から分離させた大きな固体を傾いたテーブルに広げ、水気を減らし、手で小さく切って水につけます。そこに一気に熱湯を流し入れて、手でこねると、まるで粘土のように粘り気が。それをまた小さく切って水に入れて出来上がり。簡単そうに聞こえると思いますが、チーズ作りは、質のいい牛乳の確保から、衛生管理や手順、温度管理など、けっこう難しいようです。しかも、牛乳100リットルから9kgしかできない、とっても贅沢品です(普通のチーズは乾燥させるため7〜8kgしかとれないそうです)。彼らの手馴れた流れ作業は、なかなか美しい。
そして彼らも、カメラを向ける突然の物好き訪問者を前に、得意げ。

この学校の副収入プロジェクト、イタリアで研修を受けたおじさんと、
獣医学部の卒業生の若者の2人で切り盛りしています。始めてまだ3年ですが、次はバター作りか、スーパーへ卸すかと、夢一杯です。聞いていて、こちらが楽しくなります。

早速、1kg購入(キロ単位でしか買えないところが、タンザ二ア・・)。
その夜、市場の真っ赤なトマトのスライスに、モッツレアのスライスと庭で取れたバジルなどのハーブをのせて色合い綺麗な一品のできあがり。何か愛情さえ湧いてしまう美味を堪能しました。
20060904141835.jpg IMG_1617.jpg

  1. 2006/09/02(土) 03:37:34|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

布オムツ挑戦

「タンザニアではオムツは時々外してあげるんです。子どもはそれが好きだから」メイドが教えてくれました。

こちらに来てから布オムツの悠生。
ここの紙おむつは「超」高級品で、アラブや欧州からの輸入品のみ。8枚セットが400円ほどで、日本の特売品より2〜3倍高いのです。いまだ1日に10回ほどオムツ換えが必要なので、紙オムツを使ったら1ヶ月で2万円近くなってしまいます。しかも、質はいまいち。ビニールの感覚でゴワゴワ。模様はボケた絵が少し。日本の過剰なまでの綺麗なプリントではありません。それでも、この田舎町でさえ出回っていて、外国人のママ友達はほとんど紙おむつ使用です。やはり、便利さや保水力は捨てがたい。

こちらの布オムツは、正方形の「布」。タンザニア製と中国製が出回っていて1枚60円ほど。三角形に折って、前で三つ角を合わせ、ピンで留めます。広げると薄いので乾きはいいのですが、保水力はありません。
さらに問題はオムツカバー(写真)。ケニア製や中国製が主ですが、まるで、日本の一昔前のおばさんが整髪に巻いていたビニール袋のよう(わかります?)。大きくてごわごわで、暑い時には蒸れて仕方ないでしょう。これでは、子どもが好き云々以前に、オムツなしが健康上必須?!です。

この布オムツとカバーでも、買えない人が多い。そういう場合は、普通の布切れをうまく使います。そして、一番いいのは当然スッポンポン!

悠生の長方形に成型してある布オムツやオムツカバーは日本から持参。質が別格です。でも、ここはタンザニア。試しにこっちでも布オムツを買ってみました。タンザニアネピ(スワヒリ語のオムツ)デビューに、庭師やメイドは嬉しそう。保水力がないので、一度のおしっこでオムツカバーまでぐっしょり。すぐにオムツ換えが必要で、裸が一番と納得。

ちなみにこっちですぐに覚えたスワヒリ語。
「Nepi Kauka, au bado?(オムツ乾いた、それともまだ?)」
雨期になる前に、もう少しタンザニアネピを買おうか思案中です。オムツカバーは遠慮しますがーーー
omutu.jpg

  1. 2006/09/01(金) 08:55:02|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

みさ・イン・アフリカ

Author:みさ・イン・アフリカ
本人==5年ほど仕事でケニアに住んだ後、育児休暇を使って隣のタンザニアへ。初の育児、田舎暮らし、専業主婦を奮闘中。
旦那==アフリカ在住歴4年ほど。今はタンザニアでお仕事中。
悠生==4月に生まれた長男。2ヶ月と10日でアフリカへ上陸。

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する